2024/10/18

鳳命沈香

お香の香りは現在では様々な物がある中で

古くから日本の香りに欠かせないのが香木ではないでしょうか。

沈水香木と呼ばれる「沈香」

時の権力者が愛した香りと伝わっており、

大変貴重で希少な物だということを知っておられる方は多いかと思います。

 

そんな香木の香りを一度は聞いてみたいと思う方はいらっしゃるのではないのでしょうか。

そこでオススメしたいお香が「鳳命沈香」です。

焚いてみて驚きの香りの良さ。

まるで沈香そのものでピュアに薫ります。

香木を焚いた時は少し木が焦げた香りがあるものですが、

この「鳳命沈香」はその香りが全くなく非常に高貴な香りがします。

 

鳳命沈香

 

こちらの製品は、形状が微煙の焼香のような姿をして

色は沈香の香木のような色をしております。

 

鳳命沈香の見た目

 

香木の刻みで良いのではないか?と思う方もいらっしゃるかと思います。

こちらの製品が開発された背景には現地での沈香の乱獲によって

急激に天然の沈香が採れなくなってしまったのが発端だといいます。

ベトナム戦争終了後にそれまで一子相伝のように沈香を収穫されている

方々がいたのですが、誰でも沈香を収穫できるようになってしまい、

大事に収穫されていた物が、木々をなぎ倒して沈丁花の木を

丸裸にするくらい乱獲されたようです。

 

沈香樹の森

 

その情景を目の当たりにして、将来天然の沈香はなくなってしまうと

感じた事により、良い沈香の香りを後世に残したいという考えから

その時に収穫された良い沈香を粉末にして置いておくことを決心されたようです。

 

沈香の線香にすると一番話が早いように思うのですが、

沈香は火を付けた炭の上で温めて香りを出すのが一番良い香りを

出す事ができるという考えから「刻み」の形状にする事になり、

さらに色々な研究した結果、微煙焼香の製法をとることになりました。

微煙焼香とはどんな物かというと、煙を抑えた焼香になるのですが

主原料は炭でできています。

沈香の香りは炭で焚くのが一番良いという考えから炭だと

良い香りを損なうことなく焚く事ができると考えたようです。

そこで過去に残しておいた粉末の沈香を練り込んでこの形状で作られました。

その結果、沈香の木を焚いた時に少しは出るはずの木が焦げたような香りが出ず、

沈香の香りがピュアに感じられる素晴らしい香として誕生しました。

 

鳳命沈香を焚く

 

今、この香りを色々な人に知って欲しい事から「鳳命沈香」という

素晴らしい製品をおすすめしたいと思います。

40年以上の時を駆けて、昔の良い香りの沈香木そのものの香りを

現代の人にも知って欲しいという開発者の想いが感じられる素晴らしい製品です。

こちらを焚いてもらったら時の権力者が愛した香りがどういった物か

知っていただけるのではないでしょうか。

 

こちらよりご購入可能です。

 鳳命沈香 お試しセット

 鳳命沈香 暁 悠

 鳳命沈香 紅鳳 紫鳳 濫鳳 黒鳳

 

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